今日の修理:brother ADESSO Ⅰ



今日の修理は、肝属郡南大隅町のお客さまのミシン。
brother ADESSOⅠです。

「とにかく縫えなくなった」
とご依頼いただきました。

お仕事で使われているミシン。
たくさんのほこりが悪さをしてそうです。




内釜も擦り傷だらけ。
糸切り時に糸を押さえるクッションがなくなっています。




糸切りカッターの刃を交換するだけで、
ミシンの軽快度が上がります。




天秤に糸がぐるぐる巻きついた状態。
これは、
針穴から糸が抜けたまま、
ミシンを動かしてしまうとなりますね。
学校の家庭科で使われているミシンでよく見かけます。




しかし、
いちばんの原因は、
布送り量がおかしくなっていたから。
前進させると布を送らず、
返し縫いをするとやたらと進む、という症状が。

なんてのは、
ここまで分解しての調整が必要となります。