今日の刺しゅう:ジバニャンでワッペン



刺しゅうPRO NEXT で妖怪ウォッチ、
ジバニャンのワッペン刺しゅうデータを作ってみました。




こんな感じ。

こういうアニメ絵は、
刺しゅうデータを作るのにたいへん参考になります。
いい教材なんですよ。

著作権物なので、
無許可で配布したり販売するのは NG ですけど、
個人で作って楽しむぶんには問題ない。
アニメーションの公式サイトからお借りした画像を下敷きに、
レイアウトセンターでぽちぽち作っていきます。




試し縫いをしながら、刺しゅうPRO で微調整。

PR1000e が動いているあいだは、
もちろん ようかい体操第一 です。

上の写真、
いちばん最初にステッチした右端の刺しゅうは、
あちこち縫いずれをおこしています。
修正していくにつれ、
だんだん図案が整っていくの、わかりますか。

縫製して刺しゅうがずれるのは、
刺しゅうPRO の不具合ではなく「妖怪のせい」なのですが、
枠張り不良だったり、
縫い縮みが想定より大きくなってしまったときにも発生します。
データに戻って見直すと、
「ああ、こういうところ、気をつけて作らなかったなあ」
意外な気づきがあります。

刺しゅう自身が刺しゅうデータの作り方を教えてくれるのですね。

試し縫いをしながらステッチデータを見直す。
そんなことをくりかえしていると、
時間が経つのはあっというま。

スピード勝負もいいけれど、
じっくりデータと向き合い、
刺しゅうがすこしずつ改善されていく過程を味わう。
これがとても楽しい。

「洋裁」は材料を揃えるのがなかなかたいへんですが、
刺しゅうデータ作りは、
コンピュータとミシンがあればなんとかなる。
刺しゅう糸とかあれこれ揃えたくなりますけどね。
なかなかコンパクトな趣味ともいえる。

みなさんも、ぜひ。




作りすぎた。

来店したお客さまに見つかってしまい、
「夢に出てきそう……」と云わしめたジバニャン。

……これからヒートカットします。