「楽しいな」「おもしろいな」という講習を



今日は鹿児島県鹿屋市内の中学校にて、
ミシンの点検と使い方講習を。

学校の先生に正しい知識と使い方をおぼえていただければ、
教わる子供たちもしあわせです。

いまは「一家に1台」という時代ではないので、
「はじめてふれたミシンが学校のミシンなら、
 最後にふれるミシンも学校のミシン」
そんな生徒も少なくないのです。

実際、本日講習させていただいた学校の先生も、
「子供のころ足踏みミシンをさわって以来、
縫い物をしたことがなかった」
とおっしゃる。

ミシン自体も古く、
メーカーも機種もバラバラにしか揃っていない状況では、
指導もたいへんです。

でも、ならばこそ、
地域のミシン専門店が力になれることはたくさんあります。

子供たちに楽しいミシン体験を。
そして、
そのためにも学校の先生にミシンの知識と経験をお伝えできればなあ、と。

まずは先生自身に、
「あら、ミシンソーイングって楽しいかも」
そう感じてもらうことが、目標の第一歩。
そういう先生のワクワク感って子供には伝わるものですから。

本日は、
刺しゅうミシン(brother Innovis D400J と PR1000e)の講習もありましたが、
参加してくれた方に、
「おもしろいなあ」と思ってもらえると、
その講習は成功なのです。

その気持ちが、
これから刺しゅうに取り組んでみよう!という推進力になってくれるから。

うむ。

そのためには「小手先のウケ狙い」ではダメなんですよね。
小技でも、深い技術で裏打ちされたものではないといけません。

どんなことも「日々、修行」って感じです。