「このファイルのバージョンは読み込めません」と怒られたときは



刺しゅうデータ作成ソフト、
brother 刺しゅうPRO はバージョンアップを重ねて「10」になりました。

機能が増えてきたこともそうですが、
使い勝手も向上し、
自信を持っておすすめできるソフトになってきたのですが、
ユーザーがみなさんアップグレードするわけじゃない。
前のバージョン「NEXT」を使っている方も、
そのさらに前の「8」を活用していただいているお客さまも、
まだまだたくさんおられます。
もっと前のグレードを使用している人も。

いろんなバージョンを使っている刺しゅうPRO ユーザー同士で、
刺しゅうデータを交換することもあるのではないでしょうか。

以前の刺しゅうPRO で作ったデータを、
新しい刺しゅうPRO に持ってくるときには、
それほど問題にならないと思います。
が、新しい刺しゅうPRO で作ったデータを、
以前のバージョンの刺しゅうPRO に持っていくと、
「このファイルのバージョンは読み込めませんよ」
と刺しゅうPRO に怒られることがある。

そのときは、新しい刺しゅうPRO で、
「名前をつけて保存」の「ファイルの種類」で以前のバージョンに変換して、
相手に渡すようにしましょう。

上の画像では「ファイルの種類」にたくさんの選択肢が表示されていますが、
この数は元の刺しゅうデータによって異なります。
シンプルな刺しゅうデータだと、
たいてい「Ver.10.0」と「Ver.9.0」が選択できるようになっているはず。

このバージョンナンバーは、
刺しゅうPRO のバージョンと考えてもらえばいいので、
ここを相手に合わせるといいのです。
たいていは「Ver.9.0」でも読めるのですが、
相手が刺しゅうPRO 8 を使っているのなら、
「Ver.8.0」を選んでおけばまずだいじょうぶ。

それほど使う機会のない手順ではありますが、
もしものときのためにメモしておきます。