刺しゅうPRO:ゴッホ「星月夜」2日目!



大切な方の形見で引き受けてきたという、
brother Compal DX の調整に。
そして、
すてきな生徒もすばらしい先生も美しい環境もあるのに、
少子化のため今年で廃校になってしまう、
中学校の家庭科用ミシンを修理しに。

どちらの仕事も、
あいまにすてきな話を聞けたのですが、
今日は一日、なんだか切ない大隅ブラザーでした。

     *     *     *

brother PR1000e による、
フィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」。
作成開始、2日目です。

235,598針、821分、縫い終えたところ。

どうでしょう。
悪くない感じで仕上がっているのでは?
ということで、
このまま続行しようと思います。

刺しゅうPRO のプレビューよりもいい出来じゃん!」
そんなふうに思えるようになるのは、
やはりこのくらいの大きさのフォトステッチから。

写真刺しゅうは、
家庭用ミシンの刺しゅう枠サイズのほうが、
じつはむずかしいのです。
糸の太さと走りピッチという制限が、どうしても、あるので。

ただ、個人的には、
家庭用ミシンの刺しゅう枠サイズで、
「ああでもない、こうでもない」と苦心惨憺した日々が、
いまにつながっているなあ、と感じます。

「蓄積されたデータ」というよりも、
なんというのかなあ、
皮膚感覚が鍛えられたというのかな。

ミシンを壊しかねないいきおいで刺しゅうしまくる経験は、
もしかしたら、
PR シリーズより家庭用ミシンで積んだほうがいいのかも。
ミシンの価格を考慮するなら、です(笑)。