刺しゅうPRO:ゴッホ「星月夜」3日目!



brother PR1000e による、
フィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」。
作成開始から3日目です。

357,687針、1,248分、縫い終えたところ。

刺しゅう枠に取り付けたままなので、
写真では不格好ですが、順調です(笑)。

brother PR1000e には、
ジャンボ枠を使うさいに、
内蔵カメラで自動的にピースを合わせてくれる機能があります。
今回はジャンボ枠を越えるサイズのフォトステッチを、
3つのピースを組み合わせて完成させます。
なので、
自動ではなく、
「手動」で位置合わせをしてピースをつなげていきます。




つなげてみました。

刺しゅうの途中なので、
つなぎ目がどこかはわかります。
が、模様そのものはきれいにつながっていますよね。
合わせ目がずれていません。

赤いラインは、
刺しゅうPRO で分割データを作ると自動で設定される基準線。
brother PR1000e なら内蔵カメラで、
brother PR655e なら内蔵レーザーポインタで、
この線を正確にトレースすればいい。

特別な方法を使っているのではなく、
刺しゅうPRObrother PR1000e の取扱説明書どおりに、
ていねいにおこなえば、
こういうこと、できるんです。

ただ、
「どんなふうにていねいにおこなうか」というのは、
作業する方々、意識に差があります。

「ピースがうまくつながらない」
そういう方の作業を見せていただくと、
「だいたいこのくらいで OK だろう」と、
刺しゅう枠のセットから刺しゅう位置の決定までが、
みなさん、たいへん大雑把(笑)。
「大雑把」は大隅ブラザーも得意ですが、
「垂直水平を慎重に出す」ということに注意するだけでも、
つながりぐあいは変わってきます。

慣れてない方だと、
刺しゅう枠のセットと刺しゅう位置の決定に、
1時間くらいかかるかもしれません。
でも、完成まで40時間以上かかる刺しゅうです。
むしろそのくらい慎重におこなうほうがいい。

結果はきちんと返ってきます。