brother PR1050X のカメラ機能がすごい!



9月7日(水)に新発売となる brother PR1050X 。

brother PR1000e は「カメラで縫製をサポートする」機能を搭載して、
刺しゅう機業界に革命的なインパクトを与えました。

後継機種である PR1050X は、
そのカメラ機能をさらに洗練させてきましたよ。

解像度が 0.35Mpix から 1Mpix に向上。
フレームレートが 30fps から 180fps に進化しています。

「デジタルカメラやビデオじゃないんだから、
 刺しゅう機に高い解像度やフレームレートなんか必要ないんじゃない?」

数字だけ聞かされるとそう感じるのですが、
操作パネルに表示される画像が明らかに鮮明です。
PR1000e で「もうすこし詳細に位置確認ができたら!」
ときおり感じることもあったストレスがほぼなくなりました。

スキャン時、
PR1000e は、
「ういーん、ういーん、ういーん」と断続的な動きで読み取るのですが、
PR1050X は、
「ういーーーーーーーーーーん」と一気です。

縫製範囲をスキャンする速度が、

  特大枠 77秒 → 14秒
  LL 枠 64秒 → 12秒
  M 枠  28秒 → 8.5秒
  S 枠  16秒 → 2.5秒

従来比 最大5.5倍早くなっているので、
「待たされてる感」が激減しました。

そしてなにより PR1050X を特徴付けているのが、
スキャンさせずに縫製結果を確認できる「ライブカメラ」機能。




「ライブカメラ」って、なによ?

上記の写真、小さいのですが、
サッカーシューズに名前を入れる場面です。

PR1050X にクランプ枠でシューズをセット。
液晶操作パネルにシューズの側面が映し出されていますよね。
その上に刺しゅうデータも重なって表示されているの、わかります?
こんなふうに仕上がり位置を確認してから縫製できるわけです。

カメラがついているからこそ可能なので、
他社製の刺しゅう専用機でこのような芸当はできません。
レーザーポインタや刺しゅう範囲を確認する機能はありますが、
矩形で「大雑把な縫製位置」をチェックするだけなので、
「ねらった位置にどんぴしゃり」に刺しゅうするためには、
微調整をなんどもくりかえすていねいな作業と経験が必要でした。
PR1000e ですら「いちどスキャンして縫製面を取り込む」手順が必要でしたよね。

「撮影範囲を決めて、シャッターを押す」
そのくらいのシンプルさで、
縫製位置を正確に決めて刺しゅうができるのが、
PR1050X の「ライブカメラ機能」というわけ。

「導入したその日からプロ並みの高い効率とクオリティ」
仕事で使う刺しゅう機ですから、
上記が求められるのはあたりまえなのですが、
それは結局「とっかかりやすさ」と「簡単であること」に収斂されます。

この点の進化だけでも「5億点、出てます!」ではないでしょうか。
PR1050X 。

その brother PR1050X、
大隅ブラザーには9月中に展示機がやってくる予定です。
実機でぜひ体験してみてくださいね!

     *     *     *

そうそう。

2016年10月19日(水)20日(木)の2日間、
鹿児島県大隅半島で初の「刺しゅうミシン体験会」を開催します!

brother PR1050X をはじめとして、
PR655、VR100 など、
brother の刺しゅう専用機をずらりとならべてその使いやすさを体験していただきます。

また、当店のフォトステッチ作品もたくさん展示する予定ですので、
写真刺しゅうに興味ある方もぜひ足をお運びください。
めったに見れない刺しゅう作品ばかりですよ。

鹿児島県以外の方も遠慮なくどんどんお越しください。
来場者特典、いろんなものを考えているところです。



《刺しゅうミシン体験会 in 鹿屋》

リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)2Fアトリエ工芸
〒893-0009 鹿児島県鹿屋市大手町1番1号
TEL:0994-35-1001 FAX:0994-35-0744

・2016年10月19日(水)10:00 - 17:00
・2016年10月20日(木)10:00 - 16:00



詳細が決まりしだい、
当ウェブログや Twitter でご案内させていただきます。
みなさんのご来場、お待ちしております。